INTERVIEW Vol.1

最初はシンプルに、「欲しいな」と思った

初めてEV3を見たのは、ものづくりコ・ワーキングスペースMONOでのイベントの時だったんです。見てすぐに単純に「これ欲しいな」と思った。本当に、これが数十万円で買えるなら、個人的に面白そうだと思っただけだったんです。ただ、僕が個人的に持っていても僕は楽しいけれど、それでお終い。

そこに東京都の「東京都臨海副都心MICE拠点化推進事業」の助成金の話があった。要は臨海副都心を盛りあげる取り組みに助成金を出すという話なのですが、これに当てはまるんじゃないかと思ったんです。シンプルに、お台場をEV3が走りまわっている姿を見たいという気持ちも強かった。いまは、助成金認可も下りて、さまざまな課題をクリアしながら、実現に向けて奔走している段階です。

小田垣栄司

株式会社ノヴィータ
会長 小田垣栄司

お台場というエリア限定がカギになる

そもそも、EV3をどう活用するかと考えたときに、エリアとターゲットを絞ることが重要だと思ったんです。これが東京都全域だとか、そういう話になると、一部上場クラスの大手企業が手懸けないとどうにもならない話です。まずは、我々の身の丈に合ったサイズで実績を積みあげていきたい。それがお台場だった。

エリアとターゲットを絞りこむことで、競合もいなくなる。なによりもEV3という乗物はすでにある。そこにICT技術を加えることで、未来の交通システムができあがってしまう。出来ることを無理なくやっていくだけで出来るじゃないかと思うんです。

お台場のイメージ

お台場を軸に「続けていく」ことが重要

実は、このプロジェクトそのものの成否はあまり気にしていないんです。まずは始めること、そしてそれを続けていくことが重要で、お台場はその最初のプロジェクト。最初から全てがうまくいくとは思っていません。そこで出て来る課題を一つ一つ解決していくことが重要なんです。

ただ、「始めました」ではなく、どれを続けていくこと、そのためにどうするかを考えています。ですから、お台場のプロジェクトは、それだけで終わらない。その先にあるもっと大きな目標に進むために必要な重要な第一歩なんです。

MONOのロゴ

お台場・東京テレコムセンター内にあるもの作りコ・ワーキングスペースMONO。ここでの出会いがプロジェクトの始まりだった。